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 監督・制作・編集;想田和弘による観察映画「ザ・ビッグハウス」を観た。
 「ビッグハウス」とは、ミシガン大学のアメフトチーム「ウルヴァリンズ」のホームスタジアムで、収容人数10万人を超える巨大スタジアムのニックネームだ。
 そのスタジアムで働く人たちを、17人の監督による独自の視点でそれらをカメラに映した。アメフトに試合のシーンはわずかに数十秒に過ぎない。彼らを取り巻く大学生・チアリーダー・マーチングバンド・医療スタッフ・料理人、さらにボランティアの人々がこの映画の主役なのだ。彼らを子細に映像かすることで、アメリカの姿が浮き彫りにされる。だが、それは「文化」という言葉では納めてはならないだろう。
 たとえば、多額の寄付をする卒業生と物乞いで生計を立てている人は、まさしくアメリカ社会の光と影を対峙するが、カレッジフットボールの支えているのは何なのか、を読み解かねばならない。そこからどのように切り込んでゆくかは鑑賞者の自由である。正解は無い。
 その問いを解くことはアメリカ社会の薄皮を剥がした過ぎない。
 「ザ・ビッグハウス」はドキュメンタリー映画の傑作であることに異論はない。


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 昨日の日大フェニックスの前監督とコーチの記者会見を聞いて思った。
 部員総意で退部届を出すべし。
 日大フェニックスは軍隊のようなチームで、しかも、大学はひどい。今後、罪のない学生は社会的制裁を受けることは間違いない。部員に限らず就活をしている学生にも影響を受けるだろう。あってはならぬ。日大生を蔑視せず、社会の温かい対応をしていただきたい。
 そして、アメフト部員を救済措置として、各大学のチームに移籍できるよう連盟の勇断が不可欠である。彼らには罪はなし。彼らからアメフトを奪ってはならぬ。
 日大フェニックスは無期限の活動禁止となるかも知れぬ。それに等しい罪を犯した。選手に犯罪行為をさせて、前監督とコーチはタックルしたせいにする。悪質なタックル以上に、こちらが悪質なのだ。アメフト部員はそんなチームにいることはない。さぁ、全員で退部届を出しなさい。
 東京新聞の俳壇で今年の年間賞で柳本々々さんが見事に受賞した。
 日曜日の東京新聞の俳壇・歌壇に柳本さんの作品が掲載されていて気になっていた。まず作品を読む前に、筆名は何と読むのか、そして性別、年齢は?と。
 2月2日の東京新聞の夕刊に「柳本々々さんって?」で大きく取り上げられていた。ここですべて解決。
 筆名の読み方は「やなぎもともともと」という。性別は男。年齢は35歳。
 東京新聞に限らず新聞各紙で積極的に投稿されている。
 東京新聞の俳壇歌壇の投稿の常連で、2016年4月に初登場して以来1月末日までに78回入選、そのうち特選は16回、昨年は月間賞に2度選ばれた、というから只者ではない。
今回年間賞の作品は
 かまきりを「もってて」「いいよ」持っている
である。選者の小澤さんこう評す。
 今後を担う存在。作品は新を目指しつつも、いたずらな新ではない。たしかな核があるのが魅力。
最大級の評価をしておられる。
 柳本さんの魅力を一つ上げれば、俳句・短歌・川柳と短詩形文芸を創作されているところで、定型詩の制約の中で自由に言葉を躍動させている点であろ。
 かつて俵万智さんがデビューいた時は「現代の与謝野晶子」と言われたが、柳本さんは? うーん、寺山修司かも。寺山は多彩な表現者で「寺山ワールド」を樹立した。職業「てらやましゅうじ」と自ら言っていた。が、今までに無いタイプの新しい俳人・歌人であろう。今後も投稿青年であって欲しい。愚生は若い時は投稿拒否者であったが。でも、いくつかの作品が入選したことがあるが。もうそれは昔のこと。
 柳本さんには日本の伝統文芸である、短歌・俳句・川柳界に新たな風を送ってもらいたいと思ふ。


粋曜喫茶室発行『江戸文化カフェ』第2号

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 お久しぶり。
 ブログを半年近くお休みしていたので、とうとう鬼籍に入られたのか、と心配された方もおられるだろう。老生の年になると、年賀状は「まだしつこく生きていますよ。」と知らしめるものとなっているが。このブログも同じかも。 
 この半年の間に何をしていたか、と言えば何もしていない、と答えるだけ。まぁ、酒を飲んでいただけ。
 愚生のことはともかく、周りではいろいろあった。愚生とお付き合いをしていた方が亡くなったり、なにかと感慨深い一年だった。逝去された人のことは次回のブログに書きたいと思ふ。半年先にならぬよう、老体に鞭を打って、パソコンに向かうとしよう。

 

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