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 東京新聞の俳壇で今年の年間賞で柳本々々さんが見事に受賞した。
 日曜日の東京新聞の俳壇・歌壇に柳本さんの作品が掲載されていて気になっていた。まず作品を読む前に、筆名は何と読むのか、そして性別、年齢は?と。
 2月2日の東京新聞の夕刊に「柳本々々さんって?」で大きく取り上げられていた。ここですべて解決。
 筆名の読み方は「やなぎもともともと」という。性別は男。年齢は35歳。
 東京新聞に限らず新聞各紙で積極的に投稿されている。
 東京新聞の俳壇歌壇の投稿の常連で、2016年4月に初登場して以来1月末日までに78回入選、そのうち特選は16回、昨年は月間賞に2度選ばれた、というから只者ではない。
今回年間賞の作品は
 かまきりを「もってて」「いいよ」持っている
である。選者の小澤さんこう評す。
 今後を担う存在。作品は新を目指しつつも、いたずらな新ではない。たしかな核があるのが魅力。
最大級の評価をしておられる。
 柳本さんの魅力を一つ上げれば、俳句・短歌・川柳と短詩形文芸を創作されているところで、定型詩の制約の中で自由に言葉を躍動させている点であろ。
 かつて俵万智さんがデビューいた時は「現代の与謝野晶子」と言われたが、柳本さんは? うーん、寺山修司かも。寺山は多彩な表現者で「寺山ワールド」を樹立した。職業「てらやましゅうじ」と自ら言っていた。が、今までに無いタイプの新しい俳人・歌人であろう。今後も投稿青年であって欲しい。愚生は若い時は投稿拒否者であったが。でも、いくつかの作品が入選したことがあるが。もうそれは昔のこと。
 柳本さんには日本の伝統文芸である、短歌・俳句・川柳界に新たな風を送ってもらいたいと思ふ。


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粋曜喫茶室発行『江戸文化カフェ』第2号

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食文化カフェ:
 食 あれこれ  本園明子


               頒価500円(送料別)
 
 お久しぶり。
 ブログを半年近くお休みしていたので、とうとう鬼籍に入られたのか、と心配された方もおられるだろう。老生の年になると、年賀状は「まだしつこく生きていますよ。」と知らしめるものとなっているが。このブログも同じかも。 
 この半年の間に何をしていたか、と言えば何もしていない、と答えるだけ。まぁ、酒を飲んでいただけ。
 愚生のことはともかく、周りではいろいろあった。愚生とお付き合いをしていた方が亡くなったり、なにかと感慨深い一年だった。逝去された人のことは次回のブログに書きたいと思ふ。半年先にならぬよう、老体に鞭を打って、パソコンに向かうとしよう。

 
    粋曜喫茶室『江戸文化カフェ』第2号原稿募集




 昨年創刊した『江戸文化カフェ』は開かれた雑誌である。誰でも自由に投稿できる。
 内容は江戸に関するものならジャンルは問わない。とくに若手研究者には論文発表の場として活用してもらいたい、と思う。また表現者のために俳句作品や短歌作品も大歓迎である。
 第1号は、日大芸術学部・和光大・猫蓑会の連句作品をはじめ、本の紹介(連句に何する本)、俳句・食文化をコラボした「和食歳時記」などを掲載した。
 第2号はさらにパワーアップして研究論文も受けつける。
 投稿希望者は本ブログから問い合わせして欲しい。掲載者には本誌を進呈(なるべく希望部数)する。

 本誌は古典文学を元気にするために研究誌のような敷居が高いものではなく、気軽に読めるような誌面作りを心掛けている。
 日本の古典文学は世界文化遺産である。なのに読む人が少ない。郷土史や天文学はアマチュア研究家が裾野を広げているのでえ、今も元気である。
 しかし、文学のそれは敷居が高くしかも閉鎖的ある。文学研究は研究者のためのものに過ぎない。『好色一代男』の読者は町人であった。なのに現代では読者はごく限られている人のみ。このまま行くと衰退の一途を辿るだけ。
 それを根本から変えていく必要があろう。そこで『江戸文化カフェ』は江戸文化を視野において多くの方が興味を持ってもらいたいと希う。
 
 
本誌は頒価500円である。購読者も募集している。大学の図書館などの定期購読者などご紹介いただきたい。
 『園芸家12カ月』は紛れもなく迷著であるに異論はあるまい。
 著者のカレル・チャペックはチェコの作家・戯曲家でもありながらも、こよなく花を愛した。それが実体験となって『園芸家12カ月』というエッセイになった。
 チャペックは大の園芸家であった。本書を読めば彼の園芸好きか、が一目瞭然である。なにせ、このエッセイには280種類の植物の名が登場する。園芸専門書に匹敵する程で、しかも実にユーモアに富んで文章が綴られている。残念なことに愚生は、花の名前が書かれていても、どんな花なのか知らない。よって、イメージすらできない。
 この本はユーモアが富んでいるの述べたが、チャペックは実に園芸には精通していることであろうか。また良く観察している。

 素人園芸家になるには、ある程度、人間が成熟していないとだめだ。
 本当の園芸家は花をつくるではなくって、土をつくっているのだということを発見した。
 園芸かは、植物をいじる商売だとは思っていない。一つのサイエンスであり、かつ芸術家だと思っている。


 園芸家は年中忙しい。土を耕し、肥料を与えて土作りをし、ようやく種を蒔く。そして水やり、除草などを繰り返して花が咲く。咲いてからも支柱を立て、追肥を与える。秋になり庭の花が枯れてしまうと、来年何を蒔こうか思案する日々。だから「急に園芸家は思い出す。たった一つ忘れていたことがあったのを。―それは、庭を眺めることだ。」と語るチャペックの声が聞こえてくる。
 近年はガーデニングブームである。ガーデニングは西洋から来た文化ではなく、元祖は日本の文化であった。江戸時代、江戸の町には大名屋敷が点在した。そこの広い敷地には庭園作られた。参勤交代で江戸に来た、地方の大名が故郷の木などを持ち寄って、移植した。庭には故郷の山に見立てた岩を置き、小石を敷き詰めたりして故郷の風景を造園した。
 チャペックの庭は、日本のそれとは大きく異なるが、花を愛する気持ちは変わらない。
 園芸に興味を持ってる人は、晴耕雨読のごとく、晴れたら土を耕し、雨が降ったら本書を読んで、心を耕してほしい。


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