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 2020年元日に『広岡イズム―名将の考え方、育て方、生き方に学ぶ』を読了。
 広岡達朗氏は早稲田大学から巨人に入団。名遊撃手として活躍した。川上哲治氏との確執が生じて、13年の現役生活終止符を打つ。
 その後指導者の道に進むため、アメリカのベースボールの指導法を独学。広島・ヤクルトのコーチを経て、ヤクルトと西武で監督となる。その当時両チームとも弱小チームであったが、いずれも日本一に。とりわけ、西武は日本シリーズで巨人との死闘は今も語り継がれている。
 広岡氏は指導者として野球のみならず、生活面、食事指導をチームに取り入れた。現代では当たり前になっている栄養学。しかし、その当時は全く見向きもされていなかった。広岡氏は選手寿命を延ばすためにも自然食を推進。かつてラグビーの平尾誠二氏が代表監督になって時も栄養面にも強化したことを考えれば、広岡氏の先見の明があったからこそ、チームを日本一に導いたことがわかる。野球の技術は常に基本に忠実であること。これが一流選手。
 本書は野球のみならず、100年を生きるヒントが凝縮されていている。

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 台風19号は各地に水害の被害をもたらした。なかでも愚生のゆかりのある土地、小林一茶の資料が水害を受けた。愚生の遠い親戚の者が一茶記念館の館長を務め(らしい)、愚生も何度か足を運んだ。
 長野市津野にある正覚寺に伝わる一茶自筆句稿が被災した。
  首たけの水にそよぐ穂麦かな 一茶
 この句は文政2年の句で、当時の水害の被害を伝えたもの。一茶も経験をしただろう水害を「水にそよぐ穂麦」と一茶らしいユーモアあふれた句を詠んだ。長沼地区は一茶の門人が多く、「長沼十哲」と呼ばれた優れた俳人を輩出した。
 今回の被害を受けて、貴重な資料が水に濡れてしまったが、価値を下がるものではない。一茶の資料の修復に取り掛かっているそうだ。尽力されている方には頭が下がる思いだ。一日でも修復を終え、また一茶記念館へ行きたいものだ。
 最近では断捨離とか生前整理に関すす本が、ひそかなブームだ。
 愚生は還暦まで一年と一か月に迫り、そろそろ身辺を身軽にしたいとおもった。
 そこで愚生流プチ生前整理をすることにした。
 まず衣類。衣類の廃棄は簡単だ。サイズが合わないものはすぐに捨てられる。愚生は20代の体型おをかろうじて保っているので、サイズに依る選択肢はない。そこで色合い。若い時は「渋い色」「地味な色」は似合う。しかし、50後半になるとそれらの色の服を着れば余計老けてしまう。自分に似合う服はありえない、他人からどう見られたいかで服選びするべし、と考えれば簡単だ。50代の人が20代の服を着ればどう見られるか想像がつくだろう。そう考えると惜しみなく捨てられる。
 本は厄介だ。蔵書にはまた読むだろう。積読でいつか読むだろう、と思っている本が多い。そこで思いついたのは「読んだら捨てる」ことだ。再読したら即廃棄。これが一番。名作は捨てるに忍びない。だが、名作は図書館に行けばまた読める。新刊は「読んだら捨てる」ことによって増えることはない。本の廃棄はゴミに出していたが、「古本募金」がよろしいだろう。わずかながら社会貢献になれば幸いなのだ。
 写真・手紙は即廃棄。借金と写真・手紙は遺族にとって迷惑この上ない。とくに若い時の写真・手紙が発覚して熟年離婚になることもある。それらを廃棄することにより、証拠隠滅となり余生を円満に送れること間違いない。愚生は戒名・葬式・墓不要。当然遺影は要らない。遺影が必要な人は今から選んでおくことをお勧めする。あとの写真は即廃棄。
 プチ生前整理は毎月行うこと。半年も行えば身軽に還暦を迎えられる。

 









 東京新聞の俳壇で今年の年間賞で柳本々々さんが見事に受賞した。
 日曜日の東京新聞の俳壇・歌壇に柳本さんの作品が掲載されていて気になっていた。まず作品を読む前に、筆名は何と読むのか、そして性別、年齢は?と。
 2月2日の東京新聞の夕刊に「柳本々々さんって?」で大きく取り上げられていた。ここですべて解決。
 筆名の読み方は「やなぎもともともと」という。性別は男。年齢は35歳。
 東京新聞に限らず新聞各紙で積極的に投稿されている。
 東京新聞の俳壇歌壇の投稿の常連で、2016年4月に初登場して以来1月末日までに78回入選、そのうち特選は16回、昨年は月間賞に2度選ばれた、というから只者ではない。
今回年間賞の作品は
 かまきりを「もってて」「いいよ」持っている
である。選者の小澤さんこう評す。
 今後を担う存在。作品は新を目指しつつも、いたずらな新ではない。たしかな核があるのが魅力。
最大級の評価をしておられる。
 柳本さんの魅力を一つ上げれば、俳句・短歌・川柳と短詩形文芸を創作されているところで、定型詩の制約の中で自由に言葉を躍動させている点であろ。
 かつて俵万智さんがデビューいた時は「現代の与謝野晶子」と言われたが、柳本さんは? うーん、寺山修司かも。寺山は多彩な表現者で「寺山ワールド」を樹立した。職業「てらやましゅうじ」と自ら言っていた。が、今までに無いタイプの新しい俳人・歌人であろう。今後も投稿青年であって欲しい。愚生は若い時は投稿拒否者であったが。でも、いくつかの作品が入選したことがあるが。もうそれは昔のこと。
 柳本さんには日本の伝統文芸である、短歌・俳句・川柳界に新たな風を送ってもらいたいと思ふ。


 お久しぶり。
 ブログを半年近くお休みしていたので、とうとう鬼籍に入られたのか、と心配された方もおられるだろう。老生の年になると、年賀状は「まだしつこく生きていますよ。」と知らしめるものとなっているが。このブログも同じかも。 
 この半年の間に何をしていたか、と言えば何もしていない、と答えるだけ。まぁ、酒を飲んでいただけ。
 愚生のことはともかく、周りではいろいろあった。愚生とお付き合いをしていた方が亡くなったり、なにかと感慨深い一年だった。逝去された人のことは次回のブログに書きたいと思ふ。半年先にならぬよう、老体に鞭を打って、パソコンに向かうとしよう。

 

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