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 『アナホリッシュ國文學』創刊の記事が「東京新聞」の記事で見つけた。
 もう三年前なるが『國文學』が、実質の廃刊となって以来、文学研究関係の雑誌が相次いであとを追った。『雅俗』『国文学 解釈と鑑賞』『江戸文学』などなど。廃刊に追い込まれたのは、売上げの減少にほかならぬ。もう十年ぐらい前から、大学では「文学部」「日本文学科」などの名称が消えていったことが主な要因である。文学研究は若者には興味がないらしい。かろうじて、いまだ文学部が残っている大学では、「卒論」は選択となり、上記の研究誌が必要でなくなった。
 このほど『アナホリッシュ國文學』が創刊することになった。學灯社の『國文學』の編集長であった牧野氏らが季刊『アナホリッシュ國文學』を創刊する。廃刊した『國文學』と、創刊する『アナホリッシュ國文學』の差異は文学研究を「取り上げる趣向や角度を変えれば、文学はどんどん面白くな」り、哲学・民族学・美学などのジャンル横断的な編集とするらしい。
 編集方針を変えただけで、売上が増えるとは言い難い、と小生は思う。文学研究は研究者のためのものである。ゆえにどんなに趣向を変えても抜本的な解決になるか、いささか疑問である。むしろ「文学研究者」のためでなく、読者のすそ野を広げるべきで有る事を、このブログで何度も書いた。ので、ここでは繰り返さない。
 小生が責任編集をしている『近世文学研究』も、平成21年に創刊した。購読者は少ないが、今後古典文学に風穴を開けるような内容になるだろう。
 先日、浅沼さんと一席をもうけ,盃を交わした。浅沼さんは新潮社から『西鶴という鬼才』を上梓してから、3年も著書を出していない。盃を重ねながら、浅沼さんに執筆の打ち合わせをした。今まで研究者が言及しなかった西鶴を、連句実作者の立場から飛ぶ鳥を撃つが如し、斬新な論考を『近世文学研究』に発表してもらうつもりだ。あらたな西鶴学の構築の第一歩なるだろう。
 来年は西鶴が面白い。

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