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 旧臘の夕刻に、『日藝ライブラリー』が浅沼さんから送られてきた。
 そこには特集記事として「大学図書館」とあり、東京大学総合図書館、早稲田大学中央図書館、明治大学中央図書館、成蹊大学図書館、法政大学図書館、日本大学文理学部図書館、明治大学和泉図書館のレポートが掲載。大学の図書館といえば、「静粛に」といったイメージがつよい。だが、最近の図書館は既成概念を破り、滞留型に方向づけられている。よって「静粛に」ではなく、コミュニケーションの場としての図書館となりつつある。以前、愚生は学会で筑波大学へいき、図書館へ立ち寄ったとき、そこにはスタバがあった。本を読みながら美味しいコーヒを飲めるこのうえない幸せ。もっといいのは、本を読みつつお酒が飲めて、見知らぬ人と文学談義も悪くない。そんは図書館があってもね。だれか作ってくれませんかね。愚生が作ってもよいが、先立つものがないから駄目~。
 図書館はもっと進化すべきだろう。まぁ、大学図書館もかわりつつあるのはよかろう。しかし、公立の図書館はよろしくない。老人ホームとロンパールームを合わせたようだ。
 ともあれ、浅沼璞著「「子規文庫」との縁」を拝読。
 まず子規文庫の沿革が冒頭に載せられている。未公開であったものを『正岡子規文庫目録』を作成を契機に、一般公開となった。2千冊に及ぶ子規の蔵書を調査された、島本昌一先生と浅沼さんの縁について。しみじみとした文章で綴られている。
 浅沼さんは、島本先生から二高の頃に英語の教えを受けたそうだ。かつて島本先生は大学では初期俳諧を教えておられた。愚生も学恩を。
 もちろん、今も島本先生はご健在で、研究熱は衰えない。つまり浅沼さんと島本先生は「俳文学研究および法政講師の大先達でもあられた。御縁というほかない」ということだ。
 
つぎに『付合小鏡』の詳細なレポート。子規の蔵書には子規自身の書き込みが残されている。子規の俳句観を知るうえで貴重な史料である。だがしかし、一級の史料でありながらもそれが有効に活用されているとはいいがたいだろう。文学史探究の会でも子規文庫の研究を夢見ているが、まだ着手まで至っていない。
 浅沼さんは「いずれ「子規文庫」に関する拙文を寄せたい」と意欲を示されておられる。『近世文学研究』を編集している愚生には朗報である。
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