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 春画は芸術だろうか、と疑問に思った。
 永青文庫で話題の「SHUNGA」展が開催されている。
 大英博物館で開催された春画展。2013年に日英交流四百年を記念して開かれた。四か月で9万人の来場者があったという。しかし、本家の日本での開催が企画されたが、露骨な性表現から逡巡する博物館が多く、開催先が決まっていなかった。
 それが、受け入れ先として永青文庫で行われるようになったのは、当文庫の理事長の細川護熙氏による発案からである。以前に行われた、記者会見で「春画は日本の芸術の大きな花の一つ。これまで日本での展示は難しかったが、そういうタブーは破っていかないといけない」と述べられ、今回の開催に至ったのだ。画期的なことである。

 江戸時代を代表的な浮世絵師のほとんどが春画を描いている。それを見たフランスで活躍していた画家、ピカソやロダンはその影響を受け、春画は評価されてきた。
 なのに日本では明治以降、春画は如何わしいものとして扱われ、「芸術」とは見做されてなかった。愚生もグラビアの雑誌、たしか『芸術新潮』でみたが、猥褻という印象はなく、むしろユーモラスに描かれていたように受けた。たとえば性器を誇張して巨大に描かれていて、小心モノの愚生がさらに委縮してしまったが……。
 よくよく見ると、そこに登場する男女は全裸ではなく、決まって着物を身に着けている。着物には模様がある。そこを注目すると、身分やら二人の関係が読みとれて興味深い。一枚の浮世絵からストーリーが見えてくるような気がした。
 春画を見る人の勝手だが、巨大なモノだけを見るのもいいが、そうした春画の裏側にあるものを見て欲しい。そして春画が芸術かを。

 最後に「SHUNGA」展の細川氏の挨拶文を


これまでも部分的に春画を展示する展覧会はありましたが、春画そのものをテーマとして美術館や博物館が行う展覧会はありませんでした。今回の展覧会が、日本初の本格的な春画展となるでしょう。春画歌麿、晴信、北斎ら当時の最高の絵師たちが、最高の画材を使い、最高の技術を競って生まれたもので、モネら印象派の画家やピカソらに大きな影響を与えました。この機会に、多くの方に、実際の春画をご覧いただければと思っております。
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