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 エッリク・サティの展覧会が7月8日からBunkamuraザ・ミュージアムで開催される。
 サティは19世紀から20世紀の端境期に活躍された作曲家で、日本で大変なブームを起こしたことは、愚生の老いぼれた記憶にも残っている。サティの曲は、よくTVCMで使われていた。
 かれのピアノの小品集はまるで音の詩集である。例えば「3つのジムノペディ」は、誰しもがどこかで聴いたことのある旋律に違いなかろう。とうじ愚生は書生で、FMから聞えてくるサティのピアノ曲に耳を傾けたものだった。どこかしら物悲しさが感じられた。
 かれの楽曲のタイトルが面白い。「犬のためのぶよぶよした前奏曲」とか「干からびた胎児」の如く、あたかもサティが五線譜で遊んでいるようで微笑ましい。
 サティが活躍していたパリでは、ピカソ・ユトリトなどの画家や詩人のジャン・コクトーがいた。サティは異なるジャンルの藝術家から刺激を受け、革新的な曲を作った。その一方で、サティの音楽はラヴェルやドビュッシーにつよく影響を与えた。
 サティはモンマルトルに住み、カフェで1杯のエスプレッソで何時間も、彼らと藝術談義を楽しんだことだろう。ヘミングウェイの「日はまた昇る」の一部分に、パリの様子が書かれ、そこに登場するカフェが今も現存する。やはりパリは生きている歴史博物館で、しかも藝術精神が滔々と受け継がれている。フランスの自由な精神はやはり凄い。まさにサティの音楽は新しいクラッシック音楽。
 展覧会では、19世紀末の時代を映しだす作品や、サティが関わった舞台作品の資料、彼が影響を受けた絵画が展示されるそうだ。この「エリック・サティをその時代展」はサティとその背景となるパリにおける藝術が照射される。この夏にぜひ観たい展覧会である。
 ちなみに愚生の好きな曲は「Je te veux」である。

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