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ダッフルコートは愚生の憧れでのアイテム。
 電車の中で高校生が制服の上にネービーのダッフルコートを着ているのを見かける。愚生の頃は学ランの上にコートを羽織るのは邪道で、しかも貧弱に見られていたので、どんなに寒くてもコートなんぞ着ることはなかった。
 しかし、馬齢を重ねると鬼籍に入る年になると、巷では地味で無難な色合いの服を選ぶ。しかし、シニア性こそ大胆な色を選ぶべし。ちなみに愚生はラッキーカラーを主流に(色は内緒)。50代過ぎたら、むしろお洒落には気を使いたい、と思いこの冬にダッフルコートを買ったのだ。
 シニア世代こそダッフルコートを着よう。
 どうせ着るなら、やはり本物を着たい。色もブラックやネービーやキャメルと言った色はコーディネートしやすいがその分個性が発揮できなくなる。アウターは地味が似合うのはせいぜい30代まで。シニアは大胆な色のダッフルコートを選ぶことをお薦めする。

 それゆえにシニアはダッフルコートとは何ぞや、ぐらいは知っておきたい。



ダッフルコートとは何ぞや
 1800
年代に、漁師たちが着ていた防寒コートが起源と言われている。その後、第二次世界大戦の中で「モンティ」の愛称で知られていたイギリスの陸軍元帥バーナード・モンゴメリーがダッフルコートを愛用していたことから、やがてミリタリーコートとして発展していく。

「ダッフル」の呼び名とは
 ダッフルコートに使用される生地「メルトン」の原産地、ベルギーのアントウェルペン近郊の都市デュフェル(ダッフル)から来ている。ウール生地の織物の原産地が名称になっているため、ダッフルコートに使用される「メルトン」生地は重要なこと。

重量感こそダッフル
 ダッフルコートは裏地無の一枚仕立て。
 厳冬の漁師らが寒風に晒されても耐えられるようにメルトンを高密度度で織りあげられている。したがって、重量感があるのだ。最近のダッフルコートは「ウール○%、アクリル●%」と表示され、軽量とあるのはいかがなものか。

なぜ大きなフードなのか
 兵士は帽子は外すことが許されなかった。そのため、ミリタリーコートのフードは、帽子を着用した状態でも被れるよう大きいのだ。とりわけダッフルコートのフードは、パーカーと比較して、頗る大きい。

釦を使用していない訳
 ダッフルコートのフロントはボタンではないのは釦だと漁師が手袋をしたままではめられない。そこで、手袋を着用したままで留めることができるように、ループにトグル(toggle)と称される浮き型の留め具を通せる仕組み。素材は木製のトグルに麻紐のループを用いたものと、水牛角のトグルに革のループを用いた二種類が存在する。
 厳冬の荒海から吹く風向きに応じて、ループにトグルを通すことにより、着合わせが「右前」と「左前」の両方が可能になったのはすぐれもの。

ポケットが大きいのは
 ダッフルコートに用いられるポケットは、大きめなパッチポケットが必須。漁師の防寒着並びに軍服には不可欠だった名残。

コートの裾はロング
 ダッフルコートは膝まで着丈のあるものが主流だ。近年では、ショート丈のダッフルコートが流行しているようだが、やはりシニアは本物のロング丈のものを。

 ファッションにはアイテムごとに歴史が潜んでいる。ダッフルコートも例外ではなく、最近のダッフルコート擬きもいいが、50代は本物を着たい。高級感溢れるメルトンウールの重厚感あるコートを。愚生が購入したダッフルコートは英国製。厳格で、仕立ての確かさは、一生もの。値段は5万円以上するが、ビンテージでも良い。
 色はイエロー・オレンジを。ブラックはいっけん合わせやすい色と勘違いしている人が多い。しかし「黒より派手な色は無し」と言う如く、コーディネートを間違えると悲惨だ。あえてイエローやオレンジなどの色をメインに如何にコーディネートするのか、思案するのも楽しい(呆け防止にもなる)。
 インナーはケーブルセータでタートルネックを組み合わせるのが一般的かもしれない。しかしそれにとらわれる必要なし。トグルはすべて止める必要はない。、その際はインナー選びは重要。トグルを止めないことにより、インナーを見せることを意識すべし。セーターの色とコートの色を相性を。そして柄選びには注意を要する。
 ちなみに愚生は一番上もしくは二段目のトグルはあえて留めずに、マフラーと、胸に大きな黒猫のイラストの入ったトレーナーを見せる感じ。つまり。コートの中で猫を抱いているような構図にしている。
 小物としては、帽子はニット帽で、ボトムはデニムチノパンでカジュアルに。シューズはスニーカーや牛革のウォーキングシューズでストリートファッションに。ミドルカットのブーツも宜しい。
 ダッフルは自由な発想で着合わせられるゆえにその人のセンスが問われる。だから面白い。

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